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今年はお正月休みを利用してオーストラリアを走り倒します!!

オーストラリアで車の免許と運転のために知っておくべきこと!

オーストラリアの公共交通機関は、シドニーのような都市部を除けば、決して充実しているとは言いがたいものです。そんなオーストラリアでは、車が毎日の生活に欠くことのできない移動手段であることに異論はないでしょう。

車を運転するためには、運転免許を持っていなければならいないことは日本と同じですが、オーストラリア国内の中でも州ごとに車の運転免許の取得方法や許可条件、交通法規などが異なる場合があるので注意が必要です。

運転免許について

2.1 英訳記載事項証明書について

オーストラリアで有効な国際運転免許(国外運転免許)を取得する場合は、日本の免許に基づいて住所地の公安委員会に申請しましょう。

国際運転免許は、発行から1年以内で日本の運転免許が有効期限内であれば、何回海外に行ってもそのたびに使用が可能です。ただし、国際運転免許の有効期間が短くなったので、新たに申請する場合は警察署または運転免許センターに必ず返納しないと、新しい国際運転免許証が交付できない場合があります。

また、本人がすでに国外にいる場合は代理人申請が可能です。仮に国際免許証の有効期限が切れた場合でも、帰国の必要なく延長手続きができます。

国際運転免許証の申請の際に必要な書類

  • 日本の運転免許
  • 写真1枚(縦5cm×横4cm)
  • パスポートなど渡航を証明するもの
  • 古い国際運転免許を持っている場合、その国際運転免許

申請場所や受付時間、手数料などの詳細は、各都道府県警察の運転免許センターなどに問い合わせておきましょう。

国際運転免許証の取り扱いについて

  • 日本の発給する国際運転免許は、ジュネーブ条約加盟国(日本を除く)内においてのみ運転できます。
  • 国際運転免許の有効期間は、発給の日から1年間です。有効期間が満了した時は、最寄りの警察署または運転免許センターに必ず返納してください。
  • 国際運転免許に更新制度はありません。1年以上外国に滞在する場合は、その国の運転免許を取得する必要があります。
  • 渡航中に日本の運転免許の有効期間が切れる場合は、渡航前に期間前更新ができます。
  • 渡航中に日本の運転免許の有効期間が切れた場合は、帰国後1カ月以内であれば試験の一部免除で運転免許の再取得ができます。

2.2 英訳記載事項証明書について

英訳記載事項証明書は、オーストラリアの各州の運転免許管理当局が指示する機関で発行してもらえます。

NSW州の場合、最寄りのService NSWに日本の運転免許とパスポートを持参するか、オンラインから予約して、定められた政府機関「Multicultural NSW」に翻訳を申請できます。

翻訳料金:
・14営業日以内:$77
・7営業日以内:$96
・1営業日以内:$117
・速達便:+$14

他州の場合、NATTIの資格を持つ翻訳家による翻訳証明もしくは各州の総領事館発行の翻訳証明書が必要です。以下の各州総領事館ウェブサイトより詳しい内容を確認してください。

国際運転免許証は、海外で運転する際にあったら便利な免許証です。日本の運転免許証で運転することも可能ですが、ルールを把握していない警察官がまれにいます。また、事故や交通違反などで免許証を提示する場合は、ほとんどの警察官が日本語を読めないので、処理や手続きに時間がかかってしまいます。そのため、手続きをスムーズにするために国際運転免許証を取得する方もいます。

国際運転免許証を取得するには、日本の運転免許証を取得していることが条件です。ただし以下の免許は除きます。免許の効力が停止中の方は、申請できません。

  • 大型特殊免許
  • 小型特殊免許
  • 原付免許
  • 仮免許

国際免許証の申請はとても簡単で、各地域の試験場や指定の警察署で申請するだけです。取得のための試験はありません。国際運転免許証の取得に必要なものは以下のとおりです。

  • 免許証(必須)
  • パスポート(必須)
  • パスポートサイズの写真(必須)
  • 手数料(必須)
  • 古い国際免許証(持っている場合)