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最近、海外旅行での運転希望者(右側通行地域)が非常に増加しており、私も百数十回海外での運転経験者ですが、改めて再認識!と思いお正月休みを利用してハワイ(オアフ島)を走り倒しました。
ハワイの駐車場事情
ハワイでは、駐車に関する取り締まりが厳しいので、以下の場所に駐車するのがベストです。主に駐車できる場所を紹介します。
駐車場
ハワイの駐車場は、日本よりも狭いことが多く、基本的に前向きで駐車するように作られています。白線も前向きで駐車するように斜めに引かれていることが多いようです。無理にバックで駐車しないようにしましょう。ホノルル動物園にある公共駐車場は、ビーチが近くて1時間$1.00で停められるので、週末は地元の方も多く利用します。以下の公共駐車場は無料なので、近くで用事がある場合は利用するのも良いでしょう。
- ヒルトンラグーン前「アラモアナボールズ パーキングロット」
- カピオラニ公園内「ワイキキシェル」
ショッピングセンターの駐車場
ショッピングセンターやスーパーで買い物をする場合や近くに用事がある場合は、ショッピングセンターやスーパーの駐車場を利用するのがおすすめです。以下のショッピングセンター、アウトレット、スーパーは、自分で空いているスペースに停められ、何時間停めても無料です。
- アラモアナショッピングセンター
- ワードセンター
- ワイケレアウトレット
- ワードビレッジ サウスショアマーケット
- カハラ・モール
- カカアコ・ホールフーズ
- カイルア・ホールフーズ
ホテル・コンドミニアムの駐車場
ホテルやコンドミニアムの駐車場は、一般的に自分で駐車場に停めます。ワイキキの主要ホテルで、1日あたり$20.00~30.00程度です。大きいホテルや高級レストランなどでは、バレーパーキングというものがあります。バレーパーキングとは、従業員の人が車寄せの場所で運転を代わり、駐車をしてくれるサービスです。バレーパーキング料金は、$5.00~7.00程度です。以下のホテルやコンドミニアムの駐車場は、一晩中(オーバーナイト)で利用できます。
ワイラナ パブリックパーキング | $2.00/30分$20.00(8:00~17:00)$25.00(17:00~8:00)$45.00(24時間) |
ハレコアホテル パーキングロット | 最初1時間$9.00 その後30分ごとに$4.508時間以上は24時間料金 $75.00 |
ワイキキバニヤン パーキングガレージ | 4時間(8:00~16:00)オーナーのゲストは無料24時間 $30.007日 $150.00 |
バリデーション
バリデーションとは、施設やレストランを利用する場合の割引サービスを指します。日本でも同様のシステムがありますが、駐車券にスタンプを押してくれたり、割引チケットをくれたりします。ほとんどの施設やレストランではバリデーションシステムがあるので、駐車料金を抑えたい場合は必ずチェックしておきましょう。
路上パーキング
ワイキキには、パーキングメーター式の路上パーキングがたくさんあります。たいていの場合、側には標識が立っていて、利用対象者や利用時間が示されているので、見逃さないようにしましょう。例えば、公園にある路上パーキングには「公園利用者限定」などの標識があります。ほかにも「時間限定」「〇時間限定」「〇時間まで」などの利用時間についてもチェックしておきましょう。
パーキングメーターは、入れた金額に対して利用時間が決まりますが「2時間限定」などあらかじめ駐車時間が決まっているケースもあります。上限時間を超えた場合は、駐車違反になってしまうので注意が必要です。
クレジットカードだけ、あるいはコインだけしか使えないパーキングがあるので注意しましょう。なかには両方使えるコインパーキングもあります。
路上駐車
ハワイは、路上駐車が可能な道路が多いですが、周辺の標識を必ず確認する必要があります。路上駐車できる場所でも以下の条件があります。
- 縁石から12インチ以内に駐車
- 横断歩道から20フィート(6m程度)離れている
- 道路沿いにある「STOPサイン」から30フィート(約9m)離れている
- 車道や私道から4フィート(約1.2m)以上離れている
- 道路沿いの消火栓から10フィート(約3m)以上離れている
ワイキキの「アラワイ運河沿い」の路上パーキングは、無料で停めることができるので人気です。空いていればとても便利なので利用すると良いでしょう。ただし「毎週月曜と金曜の8:30〜11:30は駐車禁止」の看板があります。道路清掃の時間帯になっているので、指定の時間に駐車しているとレッカーされます。当て逃げが多いエリアでもあるので、心配な方は駐車場に停めたほうが良いでしょう。
先ほどもご紹介したとおり、道路の縁石の色によって、駐車して良い場所かどうかを判断します。駐車禁止の場所は、たいてい道路の縁石が赤で塗られています。
ガソリンスタンドの利用方法
ガソリンスタンドはどこにある?
ハワイの市街地であれば、簡単に見つかります。郊外の場合は、町の入口から出口までにはあるでしょう。ただし、居住地でないエリアには、ほとんどありません。レンタカーを返却する場合は、事前にガソリンスタンドの場所を調べておくと安心です。例えば、空港で返却する際にガソリンスタンドが見つからないと焦ってしまうので注意しましょう。
ガソリンの種類・価格
ハワイのガソリンスタンドでは、以下の3種類の無鉛ガソリン(Unleaded)が販売されています。たまに有鉛ガソリン(Leaded)が販売されているケースもありますが、古い車専用なのでレンタカーに入れてはいけません。
- Regular
- Plus
- Premium/Super
日本のレギュラーとハイオクの場合と同様に、オクタン価が上がるほど価格は高くなります。レンタカーの場合は、レギュラー(Regular)を給油しましょう。ガソリンの価格は、地域や店舗によって異なり、同じレギュラーの場合でもガソリンスタンドによって違います。一般的に、ホノルル中心部よりも郊外の方が安い傾向にあります。ガソリン価格は、ガロン単位(1ガロン=約3.78リットル)です。給油機の表示もガロンになっています。
AAA(アメリカ自動車協会)が発表したデータによると、ハワイ州のガソリン価格は安定していますが、全米で最も高額な水準です。ハワイ州のガソリン平均価格は、1ガロンあたり$4.76で、全米平均の$3.53よりも大幅に高くなっています。
ガソリンの入れ方(セルフサービス)
ハワイでは、ほとんどがセルフサービスです。日本のガソリンスタンドと同様に、自分で給油し、窓拭き、ゴミ捨ても自分で行います。セルフサービスとフルサービスの両方がある場合は、セルフサービスの列に車を進めます。入れ方の手順は以下のとおりです。
- 給油機前に車を停める
- 店内のキャッシャーに行く
- 給油ポンプ番号とガソリン量を伝える(「No.1 $30.00(1番で30ドル)」など、満タンの場合は「Full Up」)
- 給油ポンプの場所に戻って「Regular」を選択しボタンを押す
- 給油キャップを開け、給油口にポンプのノズルを差す
- ノズル部分のレバーを上に押し上げる
- 給油機カウンターが「0(ゼロ)」になっていることを確認する
- グリップを握って給油を開始する