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オーストラリアで運転する際に知っておいたほうがよいこと

オーストラリアで運転する時のルールは左側通行で日本と同じですが、日本と異なるところや注意する点をご紹介します。

目次 

6 Lプレート・Pプレートについてオーストラリアの公共交通機関は、シドニーのような都市部を除けば、決して充実しているとは言いがたいものです。そんなオーストラリアでは、車が毎日の生活に欠くことのできない移動手段であることに異論はないでしょう。

1 標識について

2 ラウンドアバウトについて

3 飲酒について

4 有料道路について

5 ナンバープレートについて

車を運転するためには、運転免許を持っていなければならいないことは日本と同じですが、オーストラリア国内の中でも州ごとに車の運転免許の取得方法や許可条件、交通法規などが異なる場合があるので注意が必要です。

標識について

時速50km/h

制限速度50㎞/h

スクールゾーン制限速度40㎞/h
時間帯午前8時から9時30分
   午後2時30分から4時

スクールゾーン終了
標準速度で運転可

横断歩道、歩行者優先 

前方に横断歩道あり

右折、制限速度55km/h

休憩場所500m先左、トイレ、トラック駐車可能

道路にへこみあり注意

前方にスピードバンプあり、スピード落とせ

制限速度解除

グネグネ道

砂利道、石に注意

家畜横断あり

  

カンガルー注意

停車、左右確認、相手優先

道を譲ってください

詳細についてはRoad user handbookを参照してください。
https://www.nsw.gov.au/sites/default/files/2022-11/Road-User-Handbook-English.pdf

ラウンドアバウトについて

ラウンドアバウトとは上図のように
円形になった道路のことです。
ラウンドアバウトを通るときは
右側から入る車が優先です。
動画を参照してください。

左の標識=前方にラウンドアバウト
右の標識=ラウンドアバウトにいる
車優先・右側優先

ラウンドアバウトについての動画
https://youtu.be/sCXtcXD17qU

飲酒について

飲酒運転については厳しい罰則が設けられています。一方で血中アルコール濃度の値が0.05未満であれば、飲酒した後に運転しても罰せられることはありません。この基準はビール1杯、ワイン1杯などと言われていますが、正確な値を飲酒者が知るのは不可能です。お酒が強い人と弱い人では同じ量のアルコールを飲んでも、現れる値が違います。また体調にもよります。オーストラリアの交通規則では、運転するときは飲酒しないことを推奨しています。

有料道路について

オーストラリアには有料道路があり、特に支払い所などなく、監視カメラによって車のナンバープレートを読み取って車の所有者に請求するようになっています。シドニー、メルボルン、ブリスベンなどに車で行かれる方は有料道路がありますので、前もって確認し、支払い方法を設定しておくことをお勧めします。

支払いはLinktというサイトでできます。
https://www.linkt.com.au/sydney
支払い期限を過ぎてしまうと、料金が加算されていくので注意してください。前もって旅行期間を指定して、クレジットカードを登録しておくと期間中、有料道路を通過した際、料金が自動で引き落とされるようになります。支払い忘れをしないためにも前もって設定しておくのひとつの方法です。

レンタカーでは大抵e-TAGというセンサー式のタグが搭載されており、車を返却後、登録したクレジットカードから料金が引き落とされますので特に手続きする必要はありません。

ナンバープレートについて

オーストラリアの車のナンバープレートは州によって色や表示が違います。
州ごとのナンバープレートは以下の通りです。

Lプレート・Pプレートについて

Lプレート(Learner Licence)
・DKT(Driver Knowledge Test)に合格した仮免許保持者が車につけるプレート
 (表記2)
・最低1年保有しなければならない
・有効期限5年
・免許保持者の同乗のもと120時間の教習が義務付けられている

P1プレート(Provisional P1 Licence)
・最低1年保有しなければならない
・有効期限18ヶ月(表記5)

P2プレート(Provisional P2 Licence)
・最低24ヶ月保有しなければならない
・有効期限36ヶ月(表記6)

運転できると行動範囲がひろがり、郊外や田舎に旅行する際にも便利です。
オーストラリアの交通ルールを守り、安全運転をこころがけましょう。