目次
ガソリンの準備からアウトバックでのロードトリップまで、オーストラリアでのドライブ旅行について知っておくべき情報
オーストラリアを楽しく観光する人気の方法と言えば、ドライブ旅行もその一つです。海岸沿いをドライブする場合でも、アウトバックの冒険に出かける場合でも、見晴らしの良いルートがたくさんあります。車やキャンピングカーをレンタルできる便利なオプションがあり、道路網も広範囲に及びます。一部の地域やアウトバックには砂利道がありますが、主要な道路は舗装され、標識も整備されています。また、給油場所も簡単に見つかります(ただし、遠隔地でのドライブを計画している場合は、予備の燃料タンクを積んでおくことをお勧めします)。主要都市を離れると、交通量は少なくなります。大半のドライバーは礼儀正しく、相手のドライバーに手を振るのも、オーストラリアならではの伝統です。
オーストラリアで運転する方法
南オーストラリア州、コフィン・ベイ国立公園、アボイド・ベイ
左側通行
オーストラリアでの運転について知っておくべき最も重要なことは、左側通行ということです。右側通行の国で育った方は、ドライバーは常に道路の中央付近に車を寄せる必要があることを覚えておいてください。追い越しをしない限り、左側の車線を走行しましょう(追い越しの際は、必ず右側の車線を走行してください)。道路の中央の白い破線は、安全であれば追い越しができることを意味します。二重線の場合は、自分に近い方の線が破線の場合、追い越しができます。
右側走行優先
ラウンドアバウト(環状交差点)では時計回りに走行して、右側から来る車両を優先してください。交差点でも、右側から来る車両が優先です。マニュアル(スティックシフト)車を運転する場合は、右手ではなく左手でギアチェンジに慣れる必要があります。普段とは異なり、方向指示器やワイパーもハンドルの反対側にある場合がありますが、ブレーキペダルとアクセルペダルは必ず同じ場所にあります。
免許証
英語版であれば、外国の運転免許証を使用して最大3か月間運転できます。顔写真が掲載されていない場合、運転時は常にパスポートを携帯する必要があります。英語版の免許証をお持ちでない場合は、国際運転免許証(IDP)が必要です。これは、出発前に最寄りの運転免許センターで取得できます。
覚えておくべきルール
ニュー・サウス・ウェールズ州、デニリクイン、コーバー・ハイウェイ
シートベルト
オーストラリアではシートベルトの着用が義務付けられており、チャイルドシートやベビーカプセルには特別な規則が設けられています。バイク、スクーター、モペット、e-bike(電動アシスト自転車)、自転車に乗る際は、ヘルメットを着用する必要があります。
携帯電話
信号で停車したり、渋滞に巻き込まれたりしても、運転中に携帯電話を使用する行為は違法です。携帯電話のナビを使用している場合は、必ずハンズフリー機器をお使いください。
飲酒運転や薬物服用中の運転
血中アルコール濃度の法定上限は0.05です。警察は国内全土の道路沿いで抜き打ちの呼気検査や薬物検査を実施しており、飲酒や薬物の影響を受けた状態での運転は刑事犯罪にあたります。
制限速度
オーストラリアではメートル法が採用されているため、すべての測定値や制限速度はマイルではなく、キロメートル単位です。常に天候状況に合わせて運転する必要がありますが、特に標識がない限り、都市部の制限速度は時速50kmです。他の大多数の道路の最高速度は時速100kmですが、一部の高速道路では時速110kmまで許可されています。ただし、すべての公道では、特に学校周辺でより低い制限速度の標識が掲示されていることがよくあります。高速道路では、警察による制限速度の取り締まりが非常に厳しいため、スピードを上げないように注意してください。一部の州では、制限速度を1〜2km超えただけでも罰金が科せられ、速度違反取締用の監視カメラが広く設置されています。罰金はレンタカー会社に請求されます。支払いをしなかった場合、クレジットカードや保証金から徴収される可能性があります。
駐車
必ず道路の左側に駐車してください。対向車線に向かい合うように駐車する行為は違法です。駐車標識があるかどうかを確認します。例えば、2Pは2時間、3Pは3時間駐車できます。ルールは厳しく施行されており、許可された時間を超過すると、罰金が科せられる場合があります。
踏切
踏切に差し掛かったら、遮断機が上がっていても、渡る前に一時停止する必要があります。また、どこを走行していても、常に歩行者の通行を優先してください。